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モロッコ人の妄想芸者プリン

外国のスーパーには、往々にして、アグレッシブないろどりのお菓子に、
奇妙なパッケージデザインの食品が並んでいます。

こちらは、モロッコのスーパーで見つけた、秀逸なパッケージたちです。
オイルサーディンは、非常に種類が多くパッケージもおもしろいものが
たくさんありました。
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そして何より目を引くのは、「モロッコ人の妄想芸者プリン」の素の
箱ではないでしょうか。茶碗蒸しの素?? いいえ、カラメルが上にかか
っていますから、やはりプリン。
b0197526_237362.jpg今日は実際に、このプリンの素でプリンを作り、試食してみることにしました。


作り方はいたって簡単。

プリンの素1袋(5g)と、砂糖大さじ2~3杯と牛乳500MLを混ぜて火にかけ、
しばらく沸かしたのち、型に流して冷やし固めるだけ。牛乳の量に対するプリン
の素の少なさは、まさに“魔法の粉”。不健康な印象です。型に流し、冷蔵庫へ
移動しようとした時点で表面が固まり出している気配にも、いささかのうさん臭
さを感じました。
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初見通り、プリンはすぐに固まりました。さっそく試食。居合わせたお客さんに
もお召しあがりいただき、そのほか、雑貨屋noraのビルの大家さんから
隣人のみなみなさまにも感想を聞きました。


同一の意見として出たこたえは、


ジャンッ!  ズバリ 「無味」 

カラメルかかってないけど……


でした。


ほのかに甘い牛乳が固まった、という感じです。あの奇抜な日本イメージの
パッケージは、もしや薄味の象徴だったのか!?「やさしい味だね」なんて
おっしゃる、あなたこそやさしい。。。


でも本当は、ここにカラメルをかけるつもりだったのです。ところが私、作った
カラメルを自宅に忘れるという、大失態をしでかしました。カラメルづくりのため
に、左手中指の指先をやけどし、PCのキーボーを打つのも、水ぶくれをよけ
ながらの状況という今のありさま。はげしく悔やまれます。

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***にわとりと、かめの型は、ベトナムで買い付けたものですね***

とまぁ、ちょっと残念賞なプリンでしたが、めげずに来週末は、レシピをアレン
ジして、味のブラッシュアップをはかろうと思います。その時には中指も治っ
ているさ♪


ご試食したい方、ぜひいらしてくださいね!
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by noranodepart | 2011-02-20 23:08 | できごと

ストーブでおやつの集い

日中はなかなかにあたたかく、この冬noraのビルで大活躍してくれた
公立の小中学校的ストーブも春眠が近いかも知れません。そんなス
トーブに感謝の気持ちを込めて、今日のブログは、ストーブを主役に
お送りします。

b0197526_2154173.jpgこのストーブのよいところは、それはもう古びたなりをしてパワーは強大、というのはちょっと言い過ぎですが、人を周囲に呼び寄せる人気は絶大です。そして、なんと申しましても、食べ物をこんがり焼くことができるという魅力。これまでに、パン、お餅、おむすび、八ツ橋、と数々のカジュアルフードを焼いてきたわけです。

お茶を沸かすなんてお茶のこさいさいさ♪


さて次は何を焼こうか、と考えたところもう何も浮かばない。そこで、友人に
相談したところ、干し芋がいいよ、とのナイスアドバイス。こりゃ楽しみ至極
と、ほくほくしながら週末を待ちました。

そして本日、noraの開店前にスーパーへ。国産と中国産を食べ比べるべし、
という示唆もあったのですが、中国産はやたら量が多く、両方買うとなると、
お客さんや居合わせた人々と食べたとしても、一年分のサツマイモを食べた
気分にあるであろう、そして残ってしまった時の苦悶を想像すると、国産もの
ひと袋が適当であると判断。かわりに、隣にあった甘栗を購入しました。


いよいよストーブ焼きのはじまりです。第一弾は、真っ黒こげになり大失敗。
第二弾は上手に焼けまして、外のカリッと感と中のしっとり感、凝縮された甘
みをアツアツおいしくいただきました。

さらに、tobuhonさん持参のようかんも試しに焼いてみると、これまた外が
カリッ、中がモチッとして予想外に美味。

そして甘栗。もともと焼いてあるんだから、特に焼く必要はないんだけれど、
きっと香ばしくなるさと思い、というより、ただ焼きたい欲を満たすために焼き
ました。なかなかに好調で、居合わせた面々も甘栗のおいしさににんまり。
たわいない栗トークが繰り広げられていました。

ところが、そんな平和な空気を打ち破ったのは、なんと甘栗そのものでした。
突如、パチンッと大きな音をたてて、ストーブから飛び上がり、破裂し落下し
たではありませんか。そりゃそうだ、昔話の鬼退治でも、栗が焼けはぜて、
鬼を退治したという話があったような気がしないでもない。



身の危険を感じて、この日のストーブでおやつの集いは、終了したのでありました。
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by noranodepart | 2011-02-20 01:59 | できごと

列車が好きinモロッコ

まもなく動き出す列車の扉の前で、おしゃべりするふたり。
列車がゆっくり動き出すと、とろろと歩きつつもまだ乗らない。
「乗るの? 乗らないの? 列車行っちゃいますよー。」とにわ
かにハラハラ。やがてついて歩ける限界が来ると、「じゃっ」と、
ひとりがぽんっと列車に飛び乗り、扉をガシャンと閉めてさよ
なら。

その何の焦りもない、ことも無げな様子がふしぎで、時間も
空間も、境目があいまいな感じがして、ちょっと好き。

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行く人、見送る人、帰ってくる人、迎える人、そして旅人。
駅にはそれぞれに思いを抱えた、人の流れがあります。列
車を待ちつつ、道行く人の物語を勝手につくり上げて、ひとり
感慨にふける。そんな駅待ちが、わりと好き。

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列車は、予定通り来ない、突如出発ホームが変更になる、とい
うことが当然のことのように起こります。なので、時間に余裕を
持って駅に行ったとしても油断はなりません。
実際に、帰りの飛行機に乗り遅れるかと思った……。駅員さんにど
うしたらいいのさ~、と泣きついてみたところ、「ノープロブレム」と
笑うので、ドキドキしながらも待って、なんとかなりました。

* * * * * * * *

列車の窓はつねにくもっています。トイカメラで撮影したかのよ
うな、こちら世界との隔絶具合。


b0197526_23242150.jpg遊園地のようなものが見えました。


むらさきのタコの乗り物、わかるかな?

b0197526_23245360.jpg夕暮れどき、野原では、ちらほらいどばた会議。


手前のあの子と目が合ったのは、気のせいじゃないはず。


b0197526_23252541.jpg特に見ごたえのある景色でなくとも、鉄道ってだけでうれしくて、シャッターをパシャパシャ切ってしまいます。


それが、日の落ちる間際となればなおさら、ですね。



+++フェズ→カサブランカ<モロッコ+++
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by noranodepart | 2011-02-17 23:24 | 買い付けの記録

ウズベキスタンからのお客さま

「慣れない近鉄線は、天気のせいもあってとてものどか。 」
なんてつぶやいてる場合ではなかった……!!!!

昨日は、日曜日だけどお店をお休みして、来日されている
“ウズベキスタンの父”Gニシエルさんに会いに行きました。

待ち合わせは、初めて行く大久保駅。京都から奈良へ向か
う近鉄沿線の駅です。

景色がひなびているのは、その時すでに電車を乗り過ごし
ていたからに間違いなく、のどかなのは、まったくもって私
の頭の方でした。

そんな訳で遅刻し、頭も腰も下げ下げ、初対面の紳士淑女
3名とGニシエルさんにごあいさつ。

気をとりなおし、一緒に行動させていただきまして、まずは、
ウズベキスタンはリシタンにある日本語学校の創設者である
故人のOさんのお墓へ行き、その後昼食。

そこで、みなさんとお話していて、ウズベキスタンという国の
こと、日本のこと、歴史のこと、など短い時間だったけどいろ
いろ感じることがありました。

今でこそ、ウズベキスタンというと日本からの観光客も少なく
ないシルクロードの国ですが、ソビエト時代はもちろん、ソビエ
ト連邦崩壊後も数年は、情報は乏しい状態だったそうです。
そんな中で、Oさんの奥さまが、新聞の小さな記事を発見した
ことからはじまり、数々の縁があって、日本語学校をつくること
になったといういきさつを聞かせていただきました。


ウズベキスタンには、ソビエトに抑留されていた日本兵を埋
葬した日本人墓地がたくさんあります。そんなお墓があるこ
とを日本人が知ったのは、ソビエト崩壊後数年してからな
んだとか。抑留兵は、現地で労働をさせられるわけですが、
ウズベキスタンの人々には、「働き者」として好意的印象を持
たれていたと聞きました。
日本人墓地は、現地の人々が長年にわたってきれいに整備
し、今もその状態が維持されています。
私も、一度お参りに行きました。でもそのときは、知っている
人が眠っているわけではないしと、あまり感じるものがなかっ
たのですが、次お参りするときは違う気持ちがわきそうです。


話のふしぶしで、みなさん感慨深げな顔をされ、Gニシエルさ
んはときには涙ぐむ場面もありました。


お話を聞いていて、思ったこと。

奇跡は、人の心を選んでやってくるんだなと。
そして、思いの強さが偶然を引き寄せ、偶然のできごとをその
とき限りのものとしてしまうかどうかも、思いの強さ次第なのか
も知れません。


予想外に、そしていつになく誠実な一日で、いやはやテキトーに
生きてちゃいかんな、と思ったわけです。
明日から、心のある行動を!と胸に刻み、家路に着いたので
ありました。
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by noranodepart | 2011-02-13 23:50 | できごと


旅先雑貨店のらのデパートでは、モロッコ、ウズベキスタン、ベトナムなどで買い付けた雑貨を販売しております ●E-mail:info@noranodepart.com


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